ふるさと納税は、気に入った自治体に寄付をすることです。
多くの場合、寄付金額の約3分の1相当のお礼の品(返礼品)がもらえますし、確定申告によって翌年に所得税から還付があり、住民税から控除され、実質2,000円の寄付で済む制度です。
ただ、そのためには寄付の上限を知っておくことが大切です。
寄付の上限を超えて寄付した分は、戻ってきません。持ち出しです。納めた税金を超える金額は戻らないからです。
寄付の上限とは、控除額の上限に2,000円を加えた金額です。
各ふるさと納税サイトに控除の上限または寄付の上限を調べるページがあるので、分かりやすいと思うページで、ご自身の寄付の上限を調べておいてください。
【ご注意】
各サイトで調べた寄付の上限は、各サイトごとに寄付できる上限ではなく、どのサイトで寄付したものであっても、1月から12月までの寄付金額の合計の上限です。
■寄付の上限を確かめる方法
次のリンクは、楽天、さとふる、ふるなび、Amazonの各ふるさと納税ページに行きます。
※楽天は楽天市場のパスワードが必要です。
一般的な会社員ですと、上限は6万円から10万円あたりになると思います。
高額所得者の方は、寄付の上限が100万円とか200万円になる方が多いと思います。
高額所得者の方は、実質2,000円の寄付で、所得税の還付や住民税の控除で、ほとんどの税金が戻ります。
寄付の上限が200万円の方だと、実質2,000円の寄付で199万8千円の税金が還付や控除の適用になります。
そのうえ寄付金額200万円の約3分の1相当の高額な返礼品がいただけます。
高額所得者の方がメリットが大きいと言われる所以ですね。
